キッチンは家族のコミュニケーションの場であり、料理を楽しむための重要な空間です。
アイランドキッチンは、そのデザイン性や開放感から人気がありますが、憧れと現実は異なるもので、作ってから後悔する人が後を断ちません。
事実、Google検索のサジェストにも「アイランドキッチン やめとけ」という検索ワードが出てくるくらいです。
この記事では、アイランドキッチンのデメリットや対面キッチンカウンターとの比較を行い、対面カウンターキッチンでおしゃれな空間を実現する方法についても解説します。
⚠️家づくりをする際の注意点⚠️
家づくりで最も注意すべきは、ハウスメーカーの提示した間取りを信じきってしまう事。最悪、使い勝手の悪い家になり数十年の後悔をする羽目になります。
タウンライフは複数のハウスメーカーの間取りプランが無料でもらえるサイトですが、ここで作ったシミュレーションの結果と比較した上で、間取りを決めることをおすすめします。
<参考:タウンライフ公式サイト>
アイランドキッチンに抱く憧れ
アイランドキッチンを希望する人は、以下のような部分に憧れてはいないでしょうか。
- デザイン性や開放感がありおしゃれ
- キッチンでのコミュニケーションが取れる
- 子供や友人と料理が一緒にできる
確かに、上記のような部分を重視される方にはアイランドキッチンが向いています。
料理をする状況をみてもらいたい人、一緒に話しながら料理をしたい人、ダイニングとの導線を広く取りたい人などですね。
ただ、上記に当てはまらない人がアイランドキッチンにするとデメリットが多いのも実態です。
アイランドキッチンのデメリットを知ろう
アイランドキッチンには以下のようなデメリットも存在します。
- 整理整頓が必要
- 限られたスペースでの設置が難しい
- コストが高くなる場合がある
整理整頓が必要
アイランドキッチンは開放的なため、調理器具や食材が見えやすくなります。
そのため、整理整頓を徹底的に行わなければ、キッチンが散らかって見える可能性があります。
キッチンを常に整理整頓しておくというのは、料理を普段からしている人にとってはなかなか大変ですよね。
限られたスペースでの設置が難しい
アイランドキッチンは、設置するために十分なスペースが必要です。
狭いスペースに設置しようとすると、動線が悪くなることがあります。
アイランドキッチンを導入することで家族で過ごす他のスペースが狭くなる可能性も検討する必要があります。
コストが高くなる場合がある
アイランドキッチンは、通常のキッチンに比べてコストが高くなる場合があります。
特に、水道やガスの配管を移設する必要がある場合、工事費が高額になることがあります。
特殊な作りですので、もし故障などでパーツの交換が必要となる場合も高くつく可能性があります。
対面キッチンカウンターとアイランドキッチンの違い
以下、対面キッチンとアイランドキッチンの違いについて記載しています。
項目 | 対面キッチンカウンター | アイランドキッチン |
---|---|---|
配置 | 壁に設置されたキッチン | 中央に設置されたキッチン |
コミュニケーション | 対面での会話が可能 | 周りに座ることで会話が可能 |
開放感 | 限定的 | 高い |
整理整頓 | キャビネットで隠すことが可能 | 見えやすいため注意が必要 |
スペース要件 | 狭いスペースでも設置可能 | 広いスペースが必要 |
コスト | 比較的低コスト | 高コストの場合がある |
アイランドキッチンも高級感を得られるという良い点はありますが、他にかける予算がなくなってしまったり、常にキッチンがリビングから丸見えという状況も考慮しなければいけません。
対面カウンターキッチンでおしゃれな空間を実現する方法
対面カウンターキッチンでも、以下のポイントに注意することで、おしゃれな空間を実現することができます。
- カウンターの素材やデザインを選ぶ
- 照明を工夫する
- 収納スペースを充実させる
- キッチン周辺のインテリアにこだわる
工夫次第で、アイランドキッチンよりもおしゃれなキッチン空間は作ることができます。
その方法については以下で記載します。
ハウスメーカーに間取り依頼をすることでキッチンは変えられる
理想のキッチンを実現するためには、ハウスメーカーに間取りの依頼を行うことが重要です。
プロの意見や提案を取り入れることで、機能性とデザイン性を両立したキッチンが実現可能です。
また、ハウスメーカーによっては、オリジナルのキッチンデザインが提案されることもありますので、一度依頼を検討してみてください。
アイランドキッチンを選ぶ前に考慮すべきポイントまとめ
アイランドキッチンは魅力的な選択ですが、デメリットも存在します。
対面キッチンカウンターでも、工夫次第でおしゃれな空間を実現できます。ハウスメーカーに間取り依頼を行い、プロの意見を取り入れることで、理想のキッチンが実現可能です。アイランドキッチンを選ぶ前に、自分のライフスタイルや予算、住宅の条件を考慮し、最適なキッチンスタイルを選びましょう。
コメント