家づくり、興味はあるけれど何から始めてよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、注文住宅と建売住宅の違いや購入・建築の流れ、さらにローン対策までを徹底解説。
本記事では、土地購入から契約手続き、引き渡しまでの手順や、予算や法規制のポイントなど、家づくりの悩みを一挙解決します。知識を身につけて、自信を持って家づくりに取り組みましょう！
家づくりで最も重要なのは、土地と間取りです。
ここを失敗してしまうと理想の注文住宅は挽回不可能となってしまいます。
タウンライフは複数のハウスメーカーから土地探し＋間取りプランが無料でもらえるサイトですが、ここで色々な土地と間取りのプランを事前にもらっておくことをお勧めします。
無料なので正直やっておかないと損なレベルです。
＜参考：タウンライフ公式サイト＞
注文住宅の基本的な流れと期間について
住宅建築のステップと目安期間 注文住宅の建築プロセスは、概ね以下のステップで進行します。
- 事前リサーチと予算設定
- 土地探しと購入
- ハウスメーカーや工務店の選定
- プランニングと設計
- 契約手続き
- 工事着工
- 完成・引き渡し
- 入居
この一連の流れには、通常で約2年程度の期間がかかることが一般的です。
実は、ハウスメーカーの決定は注文住宅の場合は比較的に後になることが多いです。
予算を建てたり、土地を探しながら、並行して注文住宅のメーカーも見ておくと良いでしょう。
＜参考＞注文住宅の人気ハウスメーカー一覧
以下は、注文住宅の人気ハウスメーカートップ5です。
- 住友林業
- 三井ホーム
- 大和ハウス工業
- パナソニック ホームズ
- セキスイハイム
着工から完成までの期間
工事着工から完成・引き渡しまでの期間は、概ね3～8ヶ月程度です。
家が建ち始めてからは比較的すぐに完成しますので、先ほどの2年から逆算すると、事前のリサーチ、設計等に時間がかかることがわかります。
ここが非常に重要なポイントになります。正直工事着工してしまうと、施主はやることがありません。（大工さんに差し入れするくらいです 笑）
ただし、設計や建築条件によりこの期間も変動するため、具体的な期間はハウスメーカーや工務店に相談してください。
土地購入から家を建てるまでのステップと期間
土地探しのポイントと条件
土地探しでは、以下のポイントに注意してください。
- 予算に見合ったエリア選び
- 交通アクセスや生活利便性
- 敷地の広さや形状
- 周辺環境（学校、病院、公園など）
- ハザードマップの土地の状況
ここは住んでいる地域やご家庭で重視するポイントが違うかと思いますが、概ね上記を意識しておくと良いでしょう。
近年では災害が多くなってきておりますので、ハザードマップでの土地確認は必須です。
ハザードマップは各自治体により提供されていますので、「ハザードマップ 自治体名」で検索してみてください。
建築予算と単価の目安
建築予算は、土地代や建物費用、諸費用（登記費用、税金など）を総合して算出します。
単価は、土地の広さや建物の規模、使用する素材や機能などにより変動します。
注文住宅の平均単価は、25万円～35万円/坪程度ですが、近年は建築部材の高騰により上昇傾向にあります。
間取りプランの決め方
間取りプランは、以下の要素を考慮して決めていきます。
- 住む家族構成や将来の変化
- 生活スタイルや趣味
- 自然光や風通しの確保
- 収納や家具配置の計画
ここもご家庭で何を重視するかによって選ぶポイントが変わってきます。
冒頭でご紹介したタウンライフを利用すると間取りプランが複数、無料でもらえます。
注文住宅のローン手続きの流れ
住宅ローンの金利と条件
住宅ローンは、当然ですが、金利や返済期間、融資限度額などが各金融機関で異なります。
金利や条件を比較検討し、自分の家計やライフプランに合ったローンを選ぶことが大切です。
固定か変動かについても、どちらが得ということは言いづらい所ですが、早めに返せる目処があるのであれば変動が良いでしょう。
概ね、ネット系の銀行は金利が安い傾向にありますので、ネット銀行を中心に住宅ローンを探すのをお勧めします。
ローン探しのポイント
住宅ローンを選ぶ際には、さらに以下のポイントに注意してください。
- 金利の比較（固定金利、変動金利、フラット35など）
- 返済期間や繰り上げ返済の条件
- 融資限度額や諸費用の支払い方法
- 住宅ローン減税や住宅ローン控除の活用
注文住宅の相場と価格帯に関する情報
予算別の注文住宅価格帯
注文住宅の価格帯は、以下のように予算別に分類されます。
- 低予算（1,000～1,500万円）
- 中予算（1,500～2,500万円）
- 高予算（2,500万円以上）
低予算のところについては、アフターサポートの有無についてもしっかり確認しましょう。
一生分の買い物ですので、安かろう悪かろうではダメですからね。
工務店とハウスメーカーの費用比較
工務店は地域密着型で、個別対応が得意ですが、ハウスメーカーは大手企業でブランド力があります。
費用面では、工務店が安価なケースが多いですが、ハウスメーカーはアフターサービスが充実しています。
予算や希望に応じて選ぶことが重要です。
工務店で注文住宅を建てる際の流れ
工務店選びのポイント
工務店選びでは、以下のポイントを押さえましょう。
- 施工実績や口コミ評価
- 提案力や対応力
- コストパフォーマンス
- 保証制度やアフターサービス
工務店やハウスメーカーは当たり外れが大きいです。
また、メーカーとしてはよくても担当する担当者のレベルに左右される点もあるため注意が必要です。
依頼から工事開始までの手続き
実際に工務店に依頼し、工事が開始されるまでの流れは以下の通りです。
- 見積もり依頼と打ち合わせ
- 設計図面の作成と確認
- 契約書類の作成と署名
- 建築許可申請
- 工事開始
先述した通り、ここが非常に期間としても長くなります。
家づくりの楽しさがここに集約されていると言っても過言ではありませんので、くれぐれも工務店選びは慎重に行いましょう。
注文住宅の契約前に確認すべきポイント
契約前のイメージ確認とプラン決め
契約前には、外観や内装のイメージをしっかり確認し、プランを決めることが重要です。
3Dパースや模型を使って、納得のいくプランに仕上げましょう。
ビルトインガレージや外構部分の取り決め
ビルトインガレージや外構部分などの要素がある場合、契約前に詳細を確認し、追加費用や工期の延長などのリスクを把握しておきましょう。
特に外構部分については工務店の見積もりが概算であったり、低く見積もられている場合があるため、予算超過の要因になりやすいです。
入居可能な日程と引き渡し条件
引き渡し時期や入居可能な日程を契約前に確認し、スケジュール管理を行いましょう。
また、引き渡し時の検査や保証内容もチェックしておくことが重要です。
建売住宅の契約手続きと流れ
これまでは注文住宅に特化した形での流れを記載しました。
ここからは建売住宅について記載していきます。
建売住宅会社のランキングと評価
建売住宅の会社選びは、ランキングや評価を参考にし、信頼できる企業を選ぶことが大切です。
また、施工実績や地域密着度もチェックしておくと安心です。
契約から引き渡しまでのスケジュール
建売住宅の契約から引き渡しまでの流れは、以下の通りです。
- 物件の内見
- 購入希望の申し込み
- 契約手続き
- 検査と確認
- 引き渡し
検索方法と人気物件の探し方 建売住宅の検索には、インターネットや不動産ポータルサイトを活用しましょう。また、地域の不動産会社や建築会社に相談することも、人気物件の情報収集に役立ちます。
契約時の注意点と確認事項 建売住宅の契約時には、以下の点に注意してください。
- 土地の権利や建物の規模・構造
- 費用や支払い条件
- 契約解除時のペナルティ
- 保証制度やアフターサービス
まとめ
注文住宅や建売住宅の購入・建築には、様々な流れや手続きがあります。
本記事では、それぞれの流れを分かりやすく解説しました。
購入や建築を検討している方は、本記事を参考にして計画を立ててみてください。
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