漆喰の壁は手で触ると冷たいため、「漆喰の家は寒い」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実は適切な設計と施工がされていれば、寒くない快適な住まいが実現可能です。
この記事では、漆喰の家の魅力と断熱性能について解説し、寒くない漆喰の家を建てるためのポイントおよび、ハウスメーカー選びのポイントも解説します。
漆喰の家で暖かく過ごしたい人は、確認してみてください。
⚠️家づくりをする際の注意点⚠️
家づくりで最も注意すべきは、ハウスメーカーの提示した間取りを信じきってしまう事。最悪、使い勝手の悪い家になり数十年の後悔をする羽目になります。
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漆喰の家にも対応していますよ。
<参考:タウンライフ公式サイト>
漆喰の家の魅力と断熱性能
まずは、漆喰の家の特徴について記載します。
漆喰の家は、自然素材であることから環境に優しく、湿度調整や空気浄化の効果も期待できることが知られています。
漆喰は断熱性能に優れているため、適切な設計と施工がされていれば寒くない快適な住まいが実現可能です。
漆喰の特徴 | 説明 |
---|---|
自然素材を使っている | 環境に優しく、健康に配慮した素材。アレルギー持ちにも安心。 |
湿度調整機能がある | 室内の湿度を適切に保ち、カビやダニの繁殖を抑える効果があります。 |
空気浄化機能がある | 有害物質を吸着し、室内空気がクリーンに。いい匂いが長続きします。 |
断熱性能に優れている | 熱の移動を抑える性能があり、室内温度が安定しやすいです。ただ暑い日のエアコンは必要。 |
蓄熱性がある | 昼間の熱を蓄え、夜間に放出する性能があり、室内の温度変化を緩やかにします。ただやっぱりエアコンは必要です。 |
寒くない漆喰の家を建てるポイント
寒くない漆喰の家を建てるためには、以下の3つのポイントが重要です。
漆喰の家は取り扱っているハウスメーカーも限られているため、特にハウスメーカーの選択が重要となってきます。
有名なのは無添加住宅系列ですね。
適切な断熱材の選択
優れた断熱性能のある素材を選ぶことで、冬場の室内温度を保ちやすくなります。
例: セルロースファイバー、グラスウール、ロックウールなど
これも取り扱っているハウスメーカーによるところは大きいですが、断熱材を入れないハウスメーカーなどないので基本的には安心してください。
窓やドアの防風・遮熱対策
二重窓や遮熱ガラスを使用することで、外気の影響を最小限に抑えると良いです。
特に寒い地域だと必須ですね。
また、ドアの隙間を埋めるシーリング材を使用するのも良いです。
日射利用と自然素材の組み合わせ
日射を効果的に利用し、室内の温度上昇を促す設計を取り入れると良いでしょう。
吹き抜けなんかも入れると良いですね。ただし吹き抜けは空調効率とのトレードオフになります。
自然素材の組み合わせにより、室内環境をより快適に保つことができます。
ハウスメーカー選びのポイント
漆喰の家を建てる際には、以下のポイントを考慮してハウスメーカーを選びましょう。
漆喰の家専門の経験と実績
漆喰の家の施工経験が豊富で、成功事例が多いハウスメーカーを選ぶことが重要です。
漆喰は無添加住宅系列が有名ですが、大手ハウスメーカーでも取扱は増えてきています。
もしハウスメーカーで気に入っているところがあれば問い合わせてみると良いでしょう。
環境に配慮した建材と技術
環境に優しい建材や技術を積極的に取り入れているハウスメーカーがおすすめです。
ただその分、値段も高くなりがちですが。
コストと良い素材どちらを選ぶか、といったところです。
アフターサポートの充実
住まいのトラブルや相談に対応できるハウスメーカーを選ぶことをお勧めします。
先述のとおり、漆喰の家を取り扱うメーカーは限られているため、経営が安定しておりアフターサポートが充実している企業が望ましいです。
漆喰の家は寒くない!漆喰で理想の暮らしへ
漆喰の家は、適切な設計と施工がされていれば寒くない快適な住まいが実現できます。
漆喰の家を建てる際には、適切な断熱材の選択や窓・ドアの防風・遮熱対策、日射利用と自然素材の組み合わせなどのポイントを押さえましょう。また、信頼できるハウスメーカーを選ぶことが成功への鍵となります。
ハウスメーカー選びでは、漆喰の家に特化した経験・実績、環境に配慮した建材と技術、充実したアフターサポートなどを重視しましょう。
適切なハウスメーカーを選ぶことで、冬も暖かい快適な漆喰の家での理想的な暮らしが実現できるでしょう。自分に合ったハウスメーカーを見つけて、漆喰の家での新しい生活を楽しみましょう。
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