ウッドデッキとタイルデッキはどっちがおすすめ？どっちが安い？中庭に最適なのは？

注文住宅で人気なのが庭に作るウッドデッキ。

木の温もりや自然の良さが出て、注文住宅を作る際に憧れを持つ人も多いはず。

一方、デッキだとタイルデッキという選択もあります。

このウッドデッキとタイルデッキ、一体どっちを選ぶべきでしょうか？また、どちらが安く作れるでしょうか？

今回の記事では、この2種類のデッキについて比較していますので、悩まれている方は参考に見てみてください。

ウッドデッキとタイルデッキはどちらが安いか

結論から言いますが、初期費用に関してはウッドデッキがタイルデッキに比べて安価な傾向があります。

しかし、維持費や耐久性を考慮すると、タイルデッキの方が長期的にはコストパフォーマンスが高い場合が多いです。

ウッドデッキの特徴

自然な見た目

ウッドデッキは木材を使用しているため、自然な雰囲気が魅力です。庭や緑が多い場所に設置すると、周囲の景色と調和し、リラックスできる空間を演出できます。

柔らかい触感

無垢材を使用することで、歩いたり座ったりする際に心地よい触感があります。裸足で歩いても安心で、小さな子どもがいる家庭にも適しています。

DIY向き

ウッドデッキは組み立てや修理が比較的簡単で、DIYが好きな方には適しています。市販のキットを使用すれば、初心者でも手軽に設置できます。

維持費がかかる

ウッドデッキは定期的な塗装や防腐剤の塗布が必要で、維持費がかかります。一般的に、塗装は3～5年に1回、防腐剤の塗布は5～7年に1回のペースで行うことが推奨されています。

耐久性に劣る

ウッドデッキは天候や湿気によって劣化しやすく、寿命が短い場合があります。適切なメンテナンスを行っても、一般的には10～15年程度で交換が必要になることが多いです。

虫害のリスク

ウッドデッキはシロアリなどの虫害に注意が必要です。虫害対策を施すことでリスクは低減できますが、完全に防ぐことは難しいため定期的な点検と対策が必要です。

タイルデッキの特徴

耐久性が高い

タイルデッキは耐久性が高く、適切な施工が行われていれば20～30年以上も持つことが一般的です。そのため、長期的な費用を抑えることができます。

維持が楽

タイルデッキは定期的なメンテナンスがほとんど不要で、清掃が容易です。また、タイル自体が汚れにくい素材であるため、美観を保ちやすいという利点があります。

デザインの自由度

タイルデッキは、タイルの種類が豊富で、デザインや色のバリエーションが豊富です。自分の好みや家の雰囲気に合わせて、オリジナリティあふれるデザインが可能です。

初期費用が高い

タイルデッキは、ウッドデッキに比べて設置費用が高くなる場合があります。特に、高品質なタイルや独自のデザインを選択すると、費用がさらに上がることがあります。

硬い触感

タイルデッキは硬い素材のため、座ったりする際に硬い感じがします。これが気になる場合は、クッションやラグを使用して快適性を向上させることができます。

DIYが難しい

タイルデッキの施工は、ウッドデッキに比べて難易度が高く、プロに依頼することが一般的です。しかし、最近ではDIY向けの簡単に設置できるタイルも登場していますので、自分で挑戦したい方は検討してみてください。

ウッドデッキとタイルデッキのコスト

以下、ウッドデッキとタイルデッキのコスト比較表です。

項目	ウッドデッキ	タイルデッキ
初期費用	低～中	中～高
維持費	高	低
耐久性	10～15年程度	20～30年以上
DIYの難易度	比較的簡単	難しい（ただし、簡単なタイルも存在）

最初はウッドデッキの方が安価に作れますが、メンテナンスを考えるとタイルデッキを作っておく方がトータルコストとしては安上がりになることもあります。

DIYが得意という場合においては、ウッドデッキを選ぶのも楽しいかもしれませんね。

自分で作る場合のコスト比較

ウッドデッキはDIY向けのキットが多く販売されており、初心者でも手軽に設置できるのが魅力です。

一方、タイルデッキは専門的な技術が必要なため、DIYが難しいことが多いです。

ただし、最近ではDIY向けの簡単に設置できるタイルも登場していますので、自分で挑戦したい方は検討してみてください。

自分に合ったデッキ選びのポイント

ウッドデッキとタイルデッキの選び方は、費用、耐久性、デザイン、メンテナンスの負担など、さまざまな要素を総合的に判断することが重要です。

自分の予算や好み、住環境を考慮しながら、最適なデッキを選ぶことが大切です。また、DIYを検討する場合は、施工の難易度や必要な工具、時間を事前に確認しておくとスムーズに進められます。

この記事がデッキ選びの参考になれば幸いです。