【注文住宅】ベランダはいらない？ベランダなし住宅のメリット・デメリットと魅力的な空間づくりの方法

ベランダなし注文住宅を検討しているけれど、本当にベランダを作らなくても良いのか？と悩んでいませんか？

この記事ではベランダなし注文住宅のメリットとデメリットを徹底的に検討し、魅力的な空間づくりのポイントをご紹介します。

理想の住まいを実現するためにぜひ参考にしてみてください。

⚠️家づくりをする際の注意点⚠️

家づくりで最も注意すべきは、ハウスメーカーの提示した間取りを信じきってしまう事。最悪、使い勝手の悪い家になったり、欠陥住宅になり数十年の後悔をする羽目になります。

タウンライフの無料間取り作成を使い、複数ハウスメーカーのプロによる間取り比較をした上で間取りを決めることをおすすめします。

ベランダがなくても困らないのか？

ベランダは基本的に、洗濯物を干したりすることを目的に設置される方が多いかと思います。

ただ、外に干すといっても春の時期は花粉が多かったり、夏は天気が急変したり、冬はそもそも乾きにくかったりと、実は外に洗濯を干す機会というのは激減しているのが現状です。

洗濯も室内で完結できるように乾燥機を所有している人が増えてきていたり、風呂場で乾燥させたり、そもそも部屋干しをしても問題ないような調湿性能を持つ家が増えてきたりと、ベランダがない場合でも困らないような生活スタイルになってきています。

以下では、ベランダなし住宅のメリットとデメリットを記載していきますので、ベランダを導入するかどうかの参考にしてみてください。

以下、ベランダなし住宅のメリットです。

ベランダがない事で、屋内スペースを広く使えるというメリットがあります。

2階がどうしても狭くなりがちな住宅においても、広く使うことができるので部屋の間取りの選択肢も増えます。

リビングや寝室を広げることで、家族がくつろげる空間を確保しましょう。

また、ベランダがない場合、洗濯物を干すスペースを検討することが重要です。

乾燥機を購入することや、ランドリールームの確保などを検討すると良いでしょう。

近隣からの視線はやはり気になるものですが、ベランダがないことで視線を遮断し、プライバシー保護につながります。窓の配置やカーテンの選び方にも工夫して、プライバシーを守りましょう。

洗濯物を干していることで家族構成を見られることもあるため、防犯の面でも役立ちます。セキュリティシステムを設置することで、さらに安全性を高めましょう。

ベランダは基本雨や風にさらされる箇所ですので、汚れていきます。

例えばベランダが2階にあった場合、掃除するために水道をそこに引っ張ってくる必要がありますし、もし水道管をつけない場合、1階等から水を持ってこないといけなくなります。

ベランダがないことで、上記の負担は軽減可能です。

また他の観点としては、ベランダがないことで、外壁面積が減り、断熱性が向上します。これにより、冷暖房費の節約に繋がります。

ベランダがないことで、ちょっとベランダに出て過ごすという機会がなくなります。

狭いベランダであればあまりその機会はないですが、広めにベランダを確保する間取りであれば、日光浴として出る機会も増えてきます。

屋外活動に制限がかかると言うのがデメリットとしてあります。

ベランダがないことで、窓が1つ少なくなるイメージとなりますので、通気や採光に一つ課題が生まれてしまいます。

この点については設計を適切に実施することで払拭はできます。

明るく風通しの良い住まいを実現するため、適切な設計を心掛けましょう。

ベランダありから無しへの変更は可能ですが、ベランダなしからありへの変更は難しいです。

設計や構造上、ベランダ無しが前提の設計となっているため、耐震性に問題が出てくる可能性もあります。

ベランダなし注文住宅は、効率的な空間活用やプライバシー保護などのメリットがある一方で、デメリットも考慮する必要があります。

メリット・デメリットを総合的に検討し、自分に合った住まいを実現しましょう。本記事で紹介したポイントやアイデアを参考に、理想のベランダなし注文住宅を手に入れてください。