家の外観を美しくしたいけれど、予算が限られている…と言う方は多いのではないでしょうか。
注文住宅を建てる時は、外構工事の予算が低く見積もられていて、あれもこれもとオプションを追加した時には外構工事の予算が尽きていた、というのは注文住宅あるあるです。
とはいえ、外構工事に全くお金をかけないわけにはいきませんよね。
この記事では、お金をかけずに魅力的な外構・駐車場を作る方法についてご紹介します。
リーズナブルな素材を活用したり、シンプルなデザインでコストダウンしたり、工夫次第でお金を節約しながら素敵な外構・駐車場が作る方法はあります。
家づくりには事前の資金計画が必須。
タウンライフは複数のハウスメーカーの資金計画や間取りプランが無料でもらえるサイトですが、ここで作ったシミュレーションと比較した上で、資金計画や間取りを決めることをおすすめします。
<参考:タウンライフ公式サイト>
無料・低コストな素材を活用する
廃材・割れ石などの活用
建築現場や解体現場から出る廃材や割れ石は、適切に処理すれば魅力的な素材に変身させることができます。
これらは無料で入手できることも多いので、積極的に活用しましょう。
近くにそういった場所がない場合はホームセンターでも安価に購入する事ができます。
また、インターネットでも廃材を買う事は可能です。
土の活用方法
土は比較的安価で入手できる素材です。
土を使って花壇や庭園を作ることで、コストを抑えながら自然な雰囲気を演出することができます。
ホームセンターで買うのも良いですが、持ち運びが重いためネットでまとめて買うのも手です。
ただし、土をそのまま使う場合は雑草が生えてくるため防草シートを設置する必要があります。
駐車場の部分だけコンクリートやブロックに
駐車場の部分を土にしてしまうと、タイヤの跡がついてしまったり、車が汚れてしまいます。
そのため、駐車場の少なくともタイヤ部分はコンクリートやブロックにすると良いでしょう。
また全面コンクリートにするとコストがかさむので、部分的に施工するのもポイントです。
シンプルなデザインでコストダウン
無駄のないレイアウトにする
駐車場やアプローチ、庭などのレイアウトをシンプルにすることで、工事費や材料費を抑えることができます。
また、シンプルなデザインは、後から変更しやすく、維持管理も楽になります。
お金に余裕ができてから外構工事を完成させるのもありですね。
自然素材でアクセントをつける
自然素材を活用して、アクセントをつけることで、コストを抑えながら魅力的な空間を作ることができます。
加工された製品やデザイン性の高い製品は、コストが高い傾向にあります。
例えば、石や木を使って、階段や柵、オブジェを作りましょう。
地形を活かしたデザイン
既存の地形を活かすことで、土木工事や造園費を抑えることができます。
傾斜地を利用してテラスを作ったり、段差を利用した庭園を作ることができます。
DIYで手間をかけずに節約
自分でできる工事範囲はDIYしてみる
DIYで外構・駐車場を作ることで、人件費を節約できます。
外構工事なんかDIYできるの?と思われがちですが、意外とDIYしている人は多いです。
簡単な工事であれば、初心者でも挑戦できます。例えば、防草シート敷きや砂利敷きなどは依頼すると広いところだと数十万円単位でかかってきますが、自分でやれば工賃はタダ。
凄い人であれば自分でインターホンの取り付けまでやってしまう人もいます。
プロの助けを借りる部分
専門知識が必要な部分や、安全面でプロに依頼すべき部分は、適切に判断しましょう。
例えば、配管工事や電気工事、重機を使った土木工事などです。
先述したように駐車場にコンクリートを利用する場合はプロの助けが必要です。
自分で実施できない部分についてはコストと相談のうえ、依頼をすることを検討しましょう。
DIY工具の選び方
DIY工具は、適切なものを選ぶことで作業効率が上がり、節約につながります。
レンタルショップや友人・知人から借りることも、費用を抑える方法です。
ただし、友人からの借りすぎは信頼を失うこともあるので注意。
維持・管理コストを抑える工夫
丈夫な素材の選び方
耐久性のある素材を使うことで、長期的に維持管理費を抑えることができます。
例えば、アルミやステンレスなどの金属素材や、耐久性の高い木材を選ぶことがおすすめです。
省エネ・節水対策
節水型の散水装置や、雨水を利用した水まわり設備を導入することで、水道代を節約できます。また、LED照明を使うことで、電気代も抑えることができます。
シンプルな植栽で手間を減らす
手入れが簡単な植物を選ぶことで、維持管理費を抑えることができます。例えば、低木や常緑樹、多年草などがおすすめです。
無駄なくお金のかからない外構・駐車場を作るためのポイント
お金をかけずに魅力的な外構・駐車場を作るためには、以下のポイントを意識して取り組みましょう。
- 無料・低コストな素材を活用する。
- シンプルなデザインでコストダウンを図る。
- 地形を活かしたデザインを考える。
- DIYで手間をかけずに節約する。
- 維持・管理コストを抑える工夫をする。
これらのポイントを踏まえ、予算に合わせた工夫を凝らすことで、お金のかからない外構・駐車場が実現できます。
エクステリア業者に相談しながら、コストがかからない方法を頼んでみるのも良いですね。
自分の好みやライフスタイルに合わせた素敵な空間を作り上げて、快適な暮らしを楽しみましょう。
コメント