注文住宅を建てる際、宅配ボックスを設置することを検討される方も多いと思います。
特に共働きであまり家にいないという場合はもはや必須と言っても良いレベルの設備ですよね。
そんな宅配ボックスですが、埋め込み式と独立(スタンド)型、どちらが良いのでしょうか。
両方のタイプにはそれぞれデメリットがあり、間違った選択をすると、後々のストレスにつながったり、追加費用がかかることも。
この記事では、埋め込み式宅配ボックスのデメリットについて詳しく解説し、スタンド型宅配ボックスのデメリットとも比較しながら、最適な宅配ボックスを選ぶためのポイントをお伝えします。
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埋め込み式宅配ボックスのデメリット
以下、埋め込み式宅配ボックスにあるデメリット一覧です。
高い初期費用がかかる
埋め込み式宅配ボックスは、スタンド型と比較して初期費用が高くなる傾向があります。これは、設置に伴う工事費や外壁への取り付けに特別な技術が必要とされるためです。
設置スペースの制限がある
埋め込み式宅配ボックスは、住宅の壁や門柱に取り付けるため、設置場所が制限されます。また、設置場所によっては防犯面で不利になることもあるため、慎重に検討をする必要があります。
建物へのダメージリスク
住宅の外壁に直接取り付ける場合、設置工事の際に建物にダメージが生じる可能性があります。また、取り付けた後も、経年劣化によるダメージが発生することがあります。
取り付け工事の手間
埋め込み式宅配ボックスは、取り付け工事が必要です。
この工事は壁のなかに埋め込むことになるので、専門的な技術が必要であり、手間がかかることがデメリットとして考えられます。
構造上の制約
埋め込み式宅配ボックスは、住宅の構造上の制約がある場合、設置が難しいことがあります。例えば、柱や配管がある場所では、取り付け費用が追加でかかってしまいます。
代替案としてのスタンド型宅配ボックス
スタンド型の宅配ボックスは、埋め込みと違い、玄関先に置くようなイメージの宅配ボックスです。
スタンド型宅配ボックスのメリット
設置が容易にできて価格も安価
スタンド型宅配ボックスは、埋め込み式と比較して設置が容易で、リーズナブルな価格帯の製品が多いことがメリットです。また、住宅の構造に左右されず、場所を選ばずに設置できるため、自由度が高いです。
スタンド型宅配ボックスのデメリット
占有スペースを確保する必要あり
スタンド型宅配ボックスは、設置場所にスペースをとるため、敷地面積が限られている場合や、狭い玄関スペースに設置を検討している場合は、デメリットとなることがあります。
盗難リスクが比較的高い
スタンド型宅配ボックスは、設置場所によっては盗難リスクが高まることがあります。例えば、通りからの視線に晒されている場所や、周囲に物陰がある場所では、セキュリティ上のリスクが増えることが懸念されます。
埋め込み式宅配ボックスを選ぶ際の注意点
設置場所の選定
埋め込み式宅配ボックスの設置場所は、防犯面や利便性を考慮して選ぶことが重要です。
また、住宅の構造や設置状況によっては、設置が難しい場合があるため、事前にプロの意見を聞くことがおすすめです。
セキュリティ対策の強化
埋め込み式宅配ボックスは、スタンド型の宅配ボックスに比べるとまだましですが、セキュリティ面での懸念も一部残ります。鍵の強化や防犯カメラの設置など、追加のセキュリティ対策を検討することが望ましいです。
保守・メンテナンス計画の確認
埋め込み式宅配ボックスは、故障して取り替える場合、壁に埋め込んでいるので特殊な工事を必要とします。
そのため、通常よりもかなりコストが膨らんでしまうことも。
特に家の壁の場合は工事が大掛かりになってしまうケースもあります。
まとめ
デメリットを踏まえた上での選択
埋め込み式宅配ボックスにはデメリットが存在しますが、それを踏まえた上で選択することで、最適な宅配ボックスが見つかります。また、スタンド型宅配ボックスのデメリットも考慮し、どちらが自分の住まいに適した選択肢かを検討しましょう。
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