注文住宅は建売住宅に比べて自由度が高いため、満足のいくマイホームが建てやすいですが、唯一のデメリットと言っていいのがコストが高いという点。
ハウスメーカーの言う通りに仕様を決めていくととにかくコスト高になってしまいやすい現状ですが、実は注文住宅にはコスト削減できるチャンスがいくつも眠っています。
しかもこのチャンス、一度逃すと契約が進んでしまいチャンスが無くなってしまうものもあるため、注文住宅を建てる前に是非知っておいて頂きたい内容です。
注文住宅、気になるな…
というまだ何も決まってない段階の人はぜひ確認してみてください。
⚠️家づくりをする際の注意点⚠️
家づくりで最も注意すべきは、ハウスメーカーの提示した間取りを信じきってしまう事。最悪、使い勝手の悪い家になったり、欠陥住宅になり数十年の後悔をする羽目になります。
タウンライフの無料間取り作成を使い、複数ハウスメーカーのプロによる間取り比較をした上で間取りを決めることをおすすめします。
注文住宅のコストを抑える方法
注文住宅のコストを安くできるタイミングとしては以下の通りです。
- 土地選び
- ハウスメーカー選び
- 設計段階
- インテリアコーディネート段階
- 外構工事段階
それぞれの段階で契約をしてしまうと、やり直しに違約金が発生する可能性があります。
なるべく各フェーズの契約前にコストを抑える方策を取っておくようにしましょう。
土地選びで注文住宅の建設費を抑える
注文住宅を建てる際の総コストは「土地価格+建物価格」です。
(その他ローン諸経費+引越しや家具購入費+αはありますが)
土地によっては「建築条件付き」のものがありますが、もし希望のハウスメーカーの建築条件付きの土地があれば、その土地は通常で契約するよりも安価に契約できる場合が多いです。
また、全所有者が急いで現金化したい等、相場よりも安価に出ている場合もあります。
地区の相場を坪単価で把握し、お買い得な土地かどうかを見定めるようにしましょう。
建設会社の選定による注文住宅の建設費削減
注文住宅の建設費を削減するためには、ハウスメーカー(工務店)の選定が重要です。
ハウスメーカーは注文住宅を選定する際に最も重要になるポイントですが、本当にそのメーカーで良いのか?というのは客観的な視点で確認しましょう。
一番良いのは複数社へ見積もりを出して確認する事です。
ハウスメーカーによって、建設費が大きく異なる場合があります。
当然建設費だけでなく、品質なども考慮することが重要ですが、大手の場合は営業費などの人件費や広告費などのコストが建設費に転嫁されています。
見積もりを出すだけならタダなので必ず他社も比較検討するようにしましょう。
建材や機材の選択
注文住宅においては床材や外壁等、様々な建材や機材を選択する事ができます。
ここで比較的安価な建材や機材を使用することで、大きく建設費を削減することができます。
見た目を重視するのか、品質や耐久性を重視するのか。
このポイントをぶらさないようにして建材や機材を選ぶことが重要です。
工事会社の選択による注文住宅のコストダウン
ハウスメーカーによっては一部の工事を外部委託する、というメーカーも存在します。
この場合、自分で工事会社を選択できるため、コストダウンのチャンスがあります。
特に多いのが「外構工事を外部に委託する」というケース。
外部委託できる場合、「複数社へ見積もりを依頼する」ことで安くなる場合があります。
特に、外構工事は思ったより高いです。
100万円くらいあれば足りるかな、と見積もっていたら300万円くらいになるパターンも多いです。人によってはここに1000万円以上かける人もいます。
DIYで建設費を削減する
注文住宅においては、一部DIY(Do it Yourself)を行うことも有効です。
棚の設置など、メーカーの見積もりを確認すると1つあたり数万円することもあり、簡単そうな作業でも結構ばかにならない金額だったりします。
家の構造に関わる部分のDIYは難しかったりしますが、前述の簡易な棚等であれば、木材もホームセンターで購入するとかなり安価になりますし、工費も不要でかなりコストカットできる部分です。
エネルギー効率の高い注文住宅を建てる
「建ててからのコスト削減」という観点で言うと、エネルギー効率の高い建物を建てることで電気代などのランニングコストを削減することができます。
今は電気代もかなり高騰し続けているので、電気代もできれば安く済ませたいですよね。
断熱材や太陽光発電など、初期費用は高いですが維持コストと天秤にかけて判断すると良いでしょう。
また住宅というよりは各設備ですが、節水ができるタイプのお風呂やトイレを選ぶのも長期的にみると良いです。
まとめ
注文住宅のコストを抑える方法について記載しました。
注文住宅は設計などを進めていくとどんどんコストが膨れ上がってしまい「あの時こうしておけばよかった」という後悔が多く出てきます。
できる限り、後工程で後悔がないように事前にしっかり検討しておくようにしましょう。
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